
現在、国立新美術館において「ルーヴル美術館展(LOUVRE)」が催されている。上の作品は
マリヌス・ファン・レイメルスウァーレ(Marinus van Reymerswaele)に基づく模写として、
『徴税吏たち(The Tax Collectors)』(16世紀 End 1st quarter 16th century)が展示
されていたのであるが、どこかで見たことがあると思っていたら、Bunkamuraザ・ミュージアム
の「ボッティチェリとルネサンス」で展示されている、フィレンツェのスティッベルト博物館所蔵の
『高利貸し(The Usurers)』(1540年)で、同じマリヌス・ファン・レイメルスウァーレに
基づいたものだった。違いはほとんどないのだが、「両替商」から「徴税吏たち」と「高利貸し」
という微妙な解釈の違いが興味深い。

『高利貸し(The Usurers)』

『両替商(The Money Changers)』 マリヌス・ファン・レイメルスウァーレ